琉球漆喰がほかの漆喰と異なる、大きな特徴は原料と製法です。
準備した稲ワラと塩焼き生石灰、そして水を混ぜてつくります。
ミキサーに塩焼き生石灰を入れ稲ワラをかぶせ、その上から大量の水を加えながら混ぜていきます。すると生石灰が水と反応して高い熱が出ます。その熱で稲ワラがやわらかくなり、わらと石灰が混ざっていきます。
水の量には、とっても気を遣います。以前、水が少なくてワラを燃やした経験も有ります。
そのまま十分に混ぜ合わせれば仕込み終了です。
混ぜ合わせた直後の色はグレーにみえますが、1日寝かすと稲わらの成分が馴染みはじめて黄色ぽい色になります。
寒いときはいいですけれど、夏には大変な作業です。