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琉球漆喰ができるまで2「琉球漆喰は3つの原料から」

琉球漆喰がほかの漆喰と異なる、大きな特徴は原料と製法です。 

準備した稲ワラと塩焼き生石灰、そして水を混ぜてつくります。

 

ミキサーに塩焼き生石灰を入れ稲ワラをかぶせ、その上から大量の水を加えながら混ぜていきます。すると生石灰が水と反応して高い熱が出ます。その熱で稲ワラがやわらかくなり、わらと石灰が混ざっていきます。

水の量には、とっても気を遣います。以前、水が少なくてワラを燃やした経験も有ります。

 

そのまま十分に混ぜ合わせれば仕込み終了です。

混ぜ合わせた直後の色はグレーにみえますが、1日寝かすと稲わらの成分が馴染みはじめて黄色ぽい色になります。

 

寒いときはいいですけれど、夏には大変な作業です。

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